ワイエスデンタルクリニック

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歯列矯正

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歯列矯正

中学生から?高校生から?歯列矯正を始めるベストなタイミングとは|小平・鷹の台・国分寺・国立エリアの方へ

歯列矯正を検討される際、「中学生から始めるべき?それとも高校生になってから?」と迷われる方は少なくありません。
ワイエスデンタルクリニックでは、年齢そのものよりも“発達段階”を重視し、口腔内の状態を丁寧に評価したうえで適切な開始時期をご提案しています。
こちらでは、ヘルマン歯齢(dental age)を指標にした考え方や、当院のサポート体制についてわかりやすくご説明します。

開始時期の考え方は「年齢」よりも「発達段階」(骨年齢・歯齢)

歯列矯正の開始時期は、カレンダー年齢だけでは判断できません。
骨格の成熟度(骨年齢)や、歯の生え替わりの段階(歯齢/ヘルマン歯齢)を総合して見極めることが大切です。

Ⅰ期治療(拡大治療)の主な適期:Stage ⅢA

上下の4前歯と第一大臼歯が萌出している時期(おおむね7〜9歳)。
プレートやリンガルアーチなどで歯列の土台づくり(拡大)を図ります。

Ⅱ期/本格矯正(いわゆる大人の矯正)の主な適期:Stage ⅣA〜

第二大臼歯(前から7番目の奥歯)の萌出が完了している段階。
歯がすべてそろい、噛み合わせを総合的に整えやすくなります。

ポイント:ⅢAの拡大時期を過ぎた場合、次の開始タイミングは第二大臼歯の萌出後(ⅣA〜)になります。
この「ⅣA到達」の時期には個人差が大きく、13歳頃から15〜16歳と幅があります。

「中学生か高校生か」ではなく「第二大臼歯が出ているか」が目安

  • 第二大臼歯がすでに萌出していれば、中学生であってもⅣA相当として本格矯正の開始が可能です。
  • 一方で、第二大臼歯が未萌出・萌出途上の場合は、到達を待ってからの方が治療計画の予知性が高くなるケースが多く見られます。

つまり、年齢ではなく「歯の発達段階」を指標に、最適な開始時期を判断するのが妥当です。

外科的矯正が必要になる場合の留意点

歯列不正の程度や骨格性の不調和(上下顎の位置関係など)によっては、外科的矯正(外科手術を併用)が適応となる場合があります。
その際は、歯齢だけでなく全身の成長(身長の伸びの停止など)が落ち着いているかの確認が重要です。適切なタイミングを見極めたうえで、関連機関と連携しながら安全に進めます。

高校生以降に始めるメリット(ⅣA以降の本格矯正を想定)

高校生年代は、第二大臼歯の萌出完了に近づき、成長に伴う予期せぬ変化が少なく、治療計画の見通しが立てやすい時期です。加えて、若年で代謝・適応力が高く、矯正の負担を抑えながら進めやすい利点があります。

  • 骨格成長が安定し、計画が立てやすい
  • 歯並びと噛み合わせを総合的に仕上げやすい
  • 若年ゆえの治癒・適応のスムーズさが期待できる
  • 進学や就職の節目に向け、計画的に終了を目指しやすい

特におすすめのケース

前歯の叢生(でこぼこ)/出っ歯・受け口/奥歯の噛み合わせのズレ/すきっ歯/顎位の左右差が気になる など

※中学生でも、第二大臼歯が萌出していれば開始可能です。個々の発達段階に合わせてご提案します。

ワイエスデンタルクリニックの歯列矯正サポート体制

当院は、歯列矯正だけで完結しない“一口腔単位のトータルケア”を院内で提供できる体制です。
矯正の前後で必要となる周辺治療も、スムーズに同一院内で対応できます。

  • 虫歯・歯周ケア・予防管理
  • 審美面の調整(形態・色調の微修正 など)
  • 抜歯を含む小外科処置
  • インプラントや補綴(かぶせ物)とのコンビネーション治療
  • 矯正後の長期メンテナンスプログラム

発達段階の評価(歯齢/X線所見/身長推移の確認 など)→治療計画→装置選択→仕上げ→保定→予防まで、院内で切れ目なくサポートします。

歯列矯正を始めるベストなタイミング|よくある質問Q&A

Q1. 何歳から始めるのが良いのですか?

A. 年齢そのものではなく、発達段階(骨年齢・歯齢)で判断します。歯列矯正ではヘルマン歯齢を指標にすることが一般的で、

  • Ⅰ期(拡大)治療の主な適期:StageⅢA(上下4切歯+第一大臼歯が萌出)
  • 本格(Ⅱ期)矯正の主な適期:StageⅣA以降第二大臼歯=前から7番目の萌出が完了)

と整理できます。なお、ⅣA到達時期は13〜16歳程度と個人差があります。

Q2. 中学生でも本格矯正は始められますか?

A. 第二大臼歯が萌出していれば(ⅣA相当)中学生でも開始可能です。未萌出・萌出途中の場合は、ⅣA到達を待つ方が治療計画の予測性が高くなることがあります。いずれも個々の発達段階を診査(レントゲン・口腔内所見・成長履歴)して判断します。

Q3. 高校生以降に始めるメリットは何ですか?

A. 高校生年代は第二大臼歯の萌出完了に近づき、骨格成長も安定しやすいため、

  • 計画の立てやすさ(予知性が高い)
  • 噛み合わせまで含めた総合的な仕上げのしやすさ
  • 若年ゆえの適応・治癒のスムーズさ

といった利点があります。進学・就職の節目に合わせた計画も立てやすく、現実的なメリットも大きい時期です。
※ただし第二大臼歯が萌出済みなら中学生でも開始可。年齢より「歯の発達段階」を優先します。

Q4. 外科的矯正(手術併用)が必要なケースの開始時期は?

A. 骨格性の不調和(上下顎の位置関係など)が強い場合、外科的矯正が適応となることがあります。その際は歯齢だけでなく、全身の成長(身長の伸びが止まっている等)が落ち着いていることも重要です。適切な時期を見極めつつ、必要に応じて関連機関と連携して進めます。

Q5. 自分(子ども)が今どのステージか、どうやって分かりますか?

A. 診査で評価します。レントゲン(第二大臼歯の萌出状況の確認)/口腔内所見/成長の聞き取り(身長の推移など)を総合して、ⅢA/ⅣAなどの段階を判定します。ワイエスデンタルクリニックでは、判定結果に基づき、最適な開始時期・装置選択・仕上げ方針・保定計画まで丁寧にご提案します。

まとめ

  • 開始時期は「年齢」ではなく「発達段階(骨年齢・歯齢/ヘルマン歯齢)」で見極めるのが基本です。
  • ⅢA(拡大)を逃した場合は、第二大臼歯萌出後のⅣA以降が次の適期。13〜16歳と個人差があります。
  • 第二大臼歯が萌出していれば中学生でも開始可能。一方で、外科的矯正が適応となる骨格性の課題がある場合は、全身の成長が落ち着いてからの判断が必要です。
  • 当院は、発達評価から仕上げ・保定・予防まで一貫サポート。必要な周辺治療も院内で完結できます。

「自分(お子さま)の今の段階はどこ?」という疑問は、診査で明確にできます。
小平・鷹の台・国分寺・国立エリアで歯列矯正の開始時期に迷われたら、まずはお気軽にご相談ください。患者様一人ひとりの発達段階に合わせ、最適なタイミングと方法をご提案します。

まとめ

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